王者になれる人

この世の中は、ことごとく「ギブ・アンド・テイク」で、成り立っています。

 自分の「売り」は何であるのかを、よく知っていなければ、相手と長続きはできません。

 売るものが何もないのでは、相手は振り向いてもくれません。
 相手を喜ばせるものが、「売り」です。相手を、どれだけ喜ばせられるか。その喜ばせた分だけしか、自分に喜びは帰ってこないのですから、まず相手に尽くすことが、先と考えるべきではないでしょうか。

 ところが人間は、貰うことばかりを考えがちです。
 それでは乞食の心ですから、すぐ見抜かれてしまいます。

 医者は、技術や薬以前に、患者に喜ばれようという気持が大切です。
 芸能人は、お客様に喜んでいただきたいという心が先です。
政治家は、国民の目線で考え、自分を捨てて、国民に尽くさなければ、国民は自分に一票を入れてくれません。

 どんな場合でも、与えることのほうが先です。
 どれだけ与え得るか、それを100%以上に越えられることが、王者になれる資格となります。

 頭を下げていただけるかどうかの、別れ道ではないでしょうか。

潜在意識に支配されている

最も大切なことに気がついていないのが、人間です。
それは、自分の潜在意識に、自分が支配されていることです。

潜在意識とは、辞書によると、「意識に上らない観念の活動」とありますが、つまり無意識のうちに陰の心に支配されていることです。

「何気なく」ということは誰にでもあることですが、その何気なくということほど、恐ろしいものは無いのではないでしょうか。
 たとえば、楽しい気持や、不安の気持などというのは、自然に出てくれるものですが、しかし、それはしらずしらず、長年に渡って、積み上げてきたものが多いようです。

男でも女でも、好きな人と楽しく食事をしていると、一日中楽しい気持になります。
 また、仕事のことを心配し始めたらきりがありませんが、そのために心配性になってしまって、夜眠れなくなることがあります。

 何か大きなことがあって、それが原因で条件反射になる場合もあります。

いずれにせよ、自分の心というものは、自分の心に支配されているものですから、何事も良い方に解釈して、心に良い習慣をつけることは、一番大切なことではないでしょうか。